研究と実践を通じて、
産業を創造し、
社会に貢献する。
私たちは、新たな産業を創り出すために、日々、"研究"と"実践"を重ねて、その体系化に取り組んでいます。
ミッションを達成するために、日々の実践や学術的な研究を積極的に活用しながらREAPRA Wayと呼ばれる独自の方法論を紡ぎだし、投資先へのハンズオン支援を行っています。
REAPRAのミッションにこめた思いは、産業と呼べるような大きな事業を、持続可能かつ拡張性の高い形で創り出すことであり、それによって社会に貢献をすることを目指しています。


100年以上続く事業を
REAPRAは、"100年以上続く"ような持続可能な事業体の創出を目指し2014年にスタートしました。
現在は、アジアをメインマーケットととしたベンチャービルダーとして、産業創造の旗手となる起業家を育てることに注力しており、起業家とビジネスの両方が、長期的な観点で成長できるような投資アプローチに主眼を置いています。
REAPRAの創業者・諸藤周平は、25歳の時、エス・エム・エス(現在、東証一部上場)を創業しました。
11年間にわたり代表取締役社長として同社の持続的な成長を牽引した後、36歳で同社代取を退任し、次の経営陣にバトンを渡しました。
退任後、2014年にシンガポールに渡り、「新しい産業をつくる」というミッションのもとREAPRAを設立し、現在に至るまで多くの起業家を支援し続けています。
エス・エム・エスが、彼の退任後も着実に成長を続けているという事実は、諸藤の哲学の一つである「企業の持続的成長は一人の人間の力によっては成し得ない」ということを体現しています。

REAPRA Way
=社会と共創するマスタリー
REAPRAと当社が投資するグループ会社は 次のことによって社会に貢献します。
・産業のライフサイクルの理解
・産業創造につながるビジネスモデルの構築
・次世代への経営力の継承
REAPRAは、起業家自身が強い信念を持って長期的に事業にコミットすることで、ビジネスのみならず起業家自身も成長できると考えています。
その信念を、REAPRAでは「社会と共創するマスタリー」と呼び、起業家それぞれの「マスタリー」や、それがどう形作られたのかを明らかにすることで、起業家自身の行動軸を確立することを重視します。
そして、その信念が社会へ与えることのできる正のインパクトを伴走者として共に作り出します。
持続可能な社会貢献と起業家自身の幸福感の両立を目指しています。

経験学習(LBD)
経験学習とは、アメリカの哲学者ジョン・デューイが提唱し、デービット・コルブがその実践方法を「経験学習モデル」としてまとめたものです。
「経験学習モデル」とは、理論や戦略について研究をしているだけの時よりも、実践を通した時の方が効果的に学習できる、という考え方です。REAPRAに関わる人は、日々経験学習を実践することが求められます。
複雑性をマネージする
ビジネスを含む社会課題の多くは、単純で直線的な因果関係によって引き起こされているように見えますが、長期的な視点でみると、実は多くの要素が絡み合った因果関係のサイクルになっていることがわかります。
REAPRAでは、物事を単純化してとらえず、複雑なものを複雑なままに見ることで、本質的な課題を俯瞰的にとらえることを重視しています。